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イラン情勢で原油先物が急騰? でも「右肩下がり」のグラフを見て冷静に考えた方がいいと思う話

イラン情勢に関するテレビを見ていたところ、「原油先物が急騰して大変だ」、「政府は石油備蓄を解放する方針だが、イラン情勢が長引いたらどうするんだ」なんてコメンテーターが主張していました。正直なところ、「原油先物価格っていつの先物なんだろう?」という根本的な疑問が湧きました。
そこでAI(Grok)に最新データを収集してもらい、グラフ化してもらったのがこちらです。

WTI原油先物価格グラフ(2026年4月限〜2027年3月限)
図1. WTI原油先物価格(2026年4月限〜2027年3月限)
(CME Group公式データ、2026年3月16日時点)

※実は、このグラフとほぼ同じ形のチャートは、元財務官僚の高橋洋一先生のご自身のYouTubeチャンネルでも紹介されていました。

先物価格の「限月」とは? 超簡単説明

原油先物は「いつまでに買うか(売るか)」を決めた契約です。

  • 4月限 → 2026年4月に決済になる契約
  • 5月限 → 2026年5月に決済
  • 2027年3月限 → 2027年3月に決済

つまり、近月(すぐの契約)は「今すぐの原油価格」に近く、遠月(1年後くらいの契約)は「将来の予想価格」になります。
テレビで言っている「原油先物」は、ほとんどこの近月(4月限)の話です。

グラフのデータ(抜粋)

限月 価格(USD/バレル)
2026年4月限 98.99
2026年5月限 97.45
2026年6月限 93.01
2026年7月限 88.93
…(中略)
2027年3月限 72.42

グラフの解釈

見ての通り、右肩下がりの急降下になっています。
近月(4月)は98ドル台まで高くなっているのに、2027年3月限は72ドル台まで下がっています。

このグラフの形から、今回のイラン攻撃による供給の混乱は「短期的なもの」と見られていると解釈できます。
近月だけ価格が高くなるのは「今すぐ原油が足りない」状態を反映していますが、遠月は低くなっているので、将来的には価格が落ち着くと予想されているということです。

逆に、もし本当に長期間続くような状況なら、遠月の価格も高くなってグラフは平ら(または上がる)形になります。でも今のグラフは明確に右肩下がりなので、そうは見られていないようです。

テレビの主張への答え

  • 「原油先物が急騰して大変だ」→ これは近月だけの話です。
  • 「備蓄を解放しても長引いたら?」→ グラフの形を見ると、市場は「長引かない」と判断しているようです。だからこそ、今のタイミングで備蓄を解放するのは効果的だと考えられます。

高橋洋一先生がYouTubeで指摘されていたように、先物価格のグラフを見ると、状況の本質が一目でわかりますね。

まとめ

イラン情勢は確かに心配ですが、この原油先物のグラフを見ると「今回の混乱は一時的」との判断が読み取れます。
テレビの煽り文句に振り回されず、こうしたグラフで自分で確認するのも大事だと思います。
今回の出来事の行方はわかりませんが、長続きすると考えるなら、翌年3月限の先物でも買っておけば、大儲けできちゃいますね。

 

データ出典:CME Group(2026年3月16日時点)
グラフはAI(Grok)で作成。価格は常に変動しますので、最新情報は公式サイトでご確認ください。